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出版社内容情報
人口減少を背景に市場の縮小が進むなかで中小企業が生き残る道を探る。
日本政策金融公庫総合研究所[ニホンセイサクキンユウコウコソウゴウケンキュウジョ]
株式会社日本政策金融公庫法に基づいて従来あった国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫を2008年10月1日付で設立された財務省所管の特殊会社による研究機関。
内容説明
もう、時代のせいにはしない。市場を先取りするマーケティング戦略。
目次
総論 「人口減少時代における新市場開拓」(人口減少時代の到来;人口減少により消費はどう変わるのか;人口減少時代の新市場開拓;ターゲット市場の選択;マーケティング・ミックス ほか)
事例編(全国を商圏とするクリーニング店―(有)市川クリーニング商会(北海道札幌市、クリーニング)
商圏を拡大して伝統技術を守り抜く―(株)永勘染工場(宮城県仙台市、染物の製造・販売)
二つの市場を異なる手法で切り拓く―今野印刷(株)(宮城県仙台市、パンフレット、年賀状等の印刷)
地道な積み重ねこそが参入の鍵―(株)アイジェクト(埼玉県日高市、金属部品の製造)
技術進歩の流れをつかむピンセット―幸和ピンセット工業(株)(東京都葛飾区、ピンセットの製造) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハパナ
2
市況の変化によって、旧業態からの脱皮が不可欠となった中小企業。 その資金的な面で支えとなる日本政策金融公庫(旧国金)が編纂した、業態変化の初期的な成功例のケース集です。 2016年発刊の本ですが現在閉鎖された会社もあり、よりリアルに厳しさを感じます。2021/03/05
サンチェス
0
人口増加率の減少によって20世紀代と同じ経営戦略が通用しなくなった中小企業に、00年代のITバブルと08年のリーマンショックが襲う。多くの中小企業は辛酸を舐めることになるが、そんな中でも腐らずに、綿密な分析に基づいた適切なターゲティングとリスク承知の改革によって起死回生に成功した企業もあった。そんな事例を紹介していく本である。15の事例はインタビュー方式で書かれているためサクッと読めるしガ○アの夜明け的な内容なので普通に面白い。2016/11/20