目次
第1章 分岐点の地域政策―地域を「動かす」仕組みづくりへ
第2章 多自然地域の拠点都市地域を「人口逆流のポンプ」として機能させるために―大都市から多自然地域拠点都市へ移住する若年世代の分析から
第3章 都市における若年人材フローの流動化―ヒトのロックインをどう解除するか
第4章 ロックインされた都市住民と地域密着型小売業者・宅配事業者の新たな挑戦―消費者が求める本来的機能とその追及
第5章 NPO法人との連携による企業のCSVの可能性―コミュニティづくりを通じた新設ショッピングセンターの事例
第6章 大阪市の中小企業支援事業に見られる対象地域の階層と支援連携
第7章 基礎自治体における起業支援と地域活性化について―「とよなか起業・チャレンジセンター」の事例を中心に
第8章 ものづくりにおける負のロックイン―家電の失敗とその教訓
第9章 「まちづくり」の社会イノベーション―明舞団地まちなかラボから
第10章 デザイン志向のソーシャル・イノベーション―篠山市ノオトの事例を中心に
第11章 災害からの地域再生と社会イノベーション
著者等紹介
加藤恵正[カトウヨシマサ]
兵庫県立大学政策科学研究所教授・所長。1976年慶應義塾大学経済学部卒業、1983年神戸商科大学(現兵庫県立大学)大学院博士課程修了、神戸商科大学講師・助教授・教授を経て、2014年から現職。博士(経済学)。専門は経済地理学、産業立地論で、都市・地域政策、地域産業に関わる研究を行っている。阪神淡路大震災の経験から、巨大災害からの地域経済や産業復興研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。