タイビジネスと日本企業

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784496049057
  • NDC分類 338.92
  • Cコード C3033

出版社内容情報

タイは工業国として、質・量ともに屈指の水準にある産業集積を持ち、特に、自動車産業の成長が著しい。
また、消費市場としても急成長を遂げるタイは、製造・サービス業問わず日本企業の進出先として非常に有望である。本書は、タイの産業的特徴と、業種ごと、規模ごとの進出企業の特徴について、事例を交えながら、すでにタイに進出してさらなる事業拡大を考える企業や、これから進出を考える企業にとって“使える”テキストになるよう書かれた書籍である。

目次

第1章 タイ経済の概要:消費市場としての潜在性と今後の課題
第2章 タイの基幹産業:現状と課題
第3章 タイの市場:市場規模の推定方法について
第4章 日系企業の経営課題:中間管理職の確保と育成
第5章 異文化マネジメント:“もの”づくりではなく、“ひと”づくり
第6章 日系企業の現地リーダー人材の採用と育成
第7章 日系サービス産業の進出:日本的な「おもてなし」の移転
第8章 日系中小企業の進出:タイビジネスの魅力と課題

著者等紹介

藤岡資正[フジオカタカマサ]
チュラロンコン大学サシン経営管理大学院エグゼクティブダイレクター兼MBAプログラムヘッド、サシン日本センター所長。英国オックスフォード大学サイードビジネススクール修士課程、博士課程を修了(DPhil in Management Studies)。ノースウェスタン大学ケロッグビジネススクール客員研究員、大阪市立大学都市研究プラザ(GCOE)特別研究員などを経て現職。名古屋商科大学国際MBAコース客員教授を兼任

チャイポン・ポンパニッチ[チャイポンポンパニッチ][Chaipong Pongpanich]
チュラロンコン大学サシン経営管理大学院准教授、Sasin Management Consulting所長。チュラロンコン大学を首席(ゴールドメダル)で卒業後、東京工業大学大学院を経てケンブリッジ大学大学院博士課程を修了(PhD in Operations and Management)。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院客員研究員を経て現職。現在、タイ王室プロジェクト運営委員、タイ赤十字社理事、タイ政府クラスターディベロップメント副理事、タイ自動車工業会理事などを兼任。これまでタイのコンサルティングプロジェクトに多数参画(代表例、ハーバード大学・M・ポーター教授とのタイ国競争力強化プロジェクトなど)

関智宏[セキトモヒロ]
阪南大学経営情報学部准教授。神戸商科大学(現兵庫県立大学)を飛び級で中途退学した後、神戸商科大学経営学研究科博士後期課程を単位取得退学。阪南大学専任講師、インペリアルカレッジロンドンビジネススクール客員研究員、サシン日本センター訪問研究員を経て、現職。関西の中小企業経営者とともに広く現代日本における中小企業の発展を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐々陽太朗(K.Tsubota)

46
今朝、著者のお一人にお目にかかり本書を頂き、早速、読ませていただきました。タイの産業、市場の状況の解説、日系企業として進出する際の異文化マネジメント、とりわけ人の育成と管理について示唆に富んだ内容でした。やはりタイには強烈な魅力がある。いまや日本には無くなってしまった「可能性」が満ちている。興味あるところの斜め読みになってしまったが、後は現地を直に見て感じることが大切なことだろう。2013/10/03

モルデハイ・ヴァヌヌ

0
以外と大したことが書いていない。バンコクの世帯年収が統計よりも多そうとの示唆は興味深かった。2016/02/25

Ishida Satoshi

0
読了。タイまだ私自身行ったことないんですけど、タイビジネスに正面に向き合った書物は珍しかったので読んでみた。研究者、コンサル、実務家のチームでタイビジネス環境を体系的に伝えています。東南アジアの中で顕著な発展を示しながらも、中間管理職の不足や転職率の高さゆえに起こる従来の日系企業の経営とのギャップなど、わかりやすく伝えています。タイの産業的特徴、企業人の特徴や文化的気質など事例を交えながら紹介しています。今はさらに目まぐるしく動いているんでしょうね。これからタイ進出を考えている人への入門書といえます。

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