出版社内容情報
服部栄養専門学校の講師である筆者が、調理師を目指す卵たちに質問してみた。“将来自分のお店を持ちたいと考えている学生はいるか?”と。すると、クラスのほぼ全員が挙手したのである。独立となれば、まずメニュー開発、店舗物件の発見、銀行との融資の交渉、食材仕入れ先との交渉、人材の育成、納税など調理以外の知識と能力が要求される。しかし、調理師養成の教育業界に、経営知識を教えなければならないという認識は希薄である。そこで、大手飲食店で店舗開発を経験した筆者が、飲食店開業&経営のマニュアル書をまとめ、新規開業志望者が取るべき手続きをていねいに解説した。プロが教える開業と経営のノウハウが満載! これ1冊で飲食店のすべてが学べる!
内容説明
学園名物講師高桑隆による調理師のための経営読本。
目次
養成施設で学ぶ調理師のための飲食店経営知識の必要性
飲食店の歴史‐江戸・明治・昭和‐外資系飲食店がもたらした新経営術
成長の止まった成熟社会―新しい時代の飲食店
飲食店マーケティング―顧客志向に立脚した経営
飲食店経営の基本原則「QSCA」
飲食店の立地―立地診断の基礎知識
飲食店のデザイン、建築、店舗構造とレイアウト
メニュー開発と調理
従業員の教育訓練
飲食店の販売促進
飲食店経営の数値管理(1)
飲食店の数値管理(2)
飲食店の事業計画
経営知識を身につけた新しい時代の調理師
「食育」特別講座―服部幸應インタビュー
著者等紹介
高桑隆[タカクワタカシ]
1950年北海道士別市生まれ。神奈川大学経済学部卒業。1974年通信教育「売場管理実務講座」で文部大臣賞受賞。1975年商業界米国西海岸流通セミナーに参加し外食産業に着目、翌年(株)デニーズジャパン入社。調理師免許取得。1982年セゾングループ(株)コモコフーズにて店舗開発部長。1989年東京商科専門学校入校、主幹教員就任。(株)OGMコンサルティング、経営企画室を経て、1999年(有)日本フードサービスブレイン設立、代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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