内容説明
消費者庁新時代の企業の対応。「お客様」一辺倒から、「消費者の立場で、視て考えて行動する」「消費者」重視の経営を目指さなければならない。
目次
第1章 消費者庁&消費者委員会の設置と消費者重視経営(消費者(団体)の半世紀にわたる長年の夢が実現
消費者行政の司令塔「消費者庁」 ほか)
第2章 不当表示とリカバリーショット、再発防止策(不当表示とは何か;エステー化学(現エステー(株))―「脱臭炭冷蔵庫用」のパッケージ表示(公取委「警告」) ほか)
第3章 死亡、食中毒、不当表示等の不祥事から奇跡の復活(三菱自動車のリコール隠し事件;松下電器産業(現パナソニック)の石油温風暖房機の一酸化炭素中毒死傷事件 ほか)
第4章 再発防止と信頼回復への提言(人間は元来弱い者(性弱説)
不祥事と売上高、株価の下落 ほか)
著者等紹介
梁瀬和男[ヤナセカズオ]
1937年生まれ。慶應義塾大学法学部を卒業し、(株)日立家電、(株)日立製作所、(株)明通を経て、99年4月、愛知学泉大学コミュニティ政策学部教授に就任。現在、金城学院大学非常勤講師(知的財産権論)、日本貸金業協会広告審査小委員会委員長。日本広告学会、日本経営管理学会、著作権法学会の会員。主な著書:『広告法規』(共著、商事法務研究会、1993年)(94年度日本広告学会学術賞受賞)、『デジタル時代の広告法規』(共著、日経広告研究所、2003年)(03年度日本広告学会賞受賞)他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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