内容説明
新たなビジネスの芽に目ざとい米欧企業の一部は、中東湾岸で現地パートナーと組んだ合弁事業を立ち上げたり、地域事務所を新設したり、あるいは駐在員数を増やしている。中東湾岸の新たなビジネス・チャンスにいち早く動いたのは米欧に限った話ではなく、世界各地に進出しつつある中国勢も例外ではない。日本も「新しい市場としての中東」を早急に見直し、これまでの固定観念にとらわれず、ビジネス・チャンスの宝庫として接して行く必要がある。
目次
第1章 急速に関心が高まる中東湾岸市場
第2章 再び動き出したオイルマネー
第3章 食料安全保障投資と工場農業
第4章 成長部門として急浮上する保健・医療産業
第5章 中東湾岸の水事情と日本の対応
第6章 太陽光・原子力発電に力を注ぐ中東湾岸諸国
第7章 アラビア半島での運輸事業
第8章 産業クラスターとサウジアラビア
第9章 台頭する環境事業
第10章 教育・文化・芸術にも力を入れる中東湾岸諸国
第11章 中東湾岸を目指す世界の企業
著者等紹介
畑中美樹[ハタナカヨシキ]
1974年、慶応義塾大学経済学部卒業後、富士銀行、(財)中東経済研究所、(株)国際経済研究所を経て、現在、(財)国際開発センターエネルギー・環境室研究顧問兼(株)ジェイ・エル・エナジー代表取締役。中東や北アフリカ諸国の王族、政治家、政府関係者、ビジネスマンに知己が多く、中東全域に豊富な人的ネットワークを有する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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