内容説明
IMF理事、世界銀行副総裁として勤務した経験をもとに、組織、人事、勤務評価などについて、日本型組織と対比しつつ、幅広く述べた。今後、外資系企業あるいは日本型企業といった区別が急速に失われる可能性がある。これからは、個人の能力を高め、引き出していくようなベスト・プラクティスとは何かが問われることになる。
目次
1 理事会の役割とチェック・アンド・バランス
2 組織とリーダーシップ
3 組織変革の試み
4 組織運営に関するいくつかの問題
5 コミュニケーションの努力
6 イノベーションのための努力
7 人事政策
8 多様な文化と組織
著者等紹介
福井博夫[フクイヒロオ]
1962年東京大学法学部卒業。大蔵省入省後、外為法改正企画官、国庫課長を経て、1983年アジア開発銀行予算人事局長、1987年神戸税関長、1990年国税庁次長、1991年IMF(国際通貨基金)理事、1994年世界銀行副総裁、1997年ハーバード・ビジネス・スクールAMP(150)修了、1998年日本大学総合研究所教授、1999年日本大学グローバル・ビジネス研究科教授、2004年同客員教授、会社役員・顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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