内容説明
閉鎖寸前のニュージャージーの自動車工場を舞台に、工場長トム・パパスの悪戦苦闘を描いたビジネスノベル。元トヨタの伝説の人、アンディ・サイトウを「師」と迎え、トムの工場再生をかけた、厳しく長い戦いが始まる。師アンディによって、トヨタのものの考え方、取り組み方がひもとかれ、工場、そしてトム自身も大きく変わっていく…。
著者等紹介
デニス，パスカル［デニス，パスカル］［Ｄｅｎｎｉｓ，Ｐａｓｃａｌ］
エンジニア、著作家、研究者。２０年以上、民間・公共を問わず、生産とエンジニアリングのコンサルティングに従事。「省力化生産の師」とも言うべき幅広い人脈を北米・日本に有し、その見識・経験よりカナダのトヨタ自動車工業（Ｔｏｙｏｔａ Ｍｏｔｏｒ Ｍａｎｕｆａｃｔｕｒｉｎｇ Ｃａｎａｄａ）で、「省力化構想」を実践する
松尾英俊［マツオヒデトシ］
翻訳者。留学・英語教育アドバイザー。１６年以上留学及び英語教育に携わる傍ら、ラジオＤＪとしても活動、広く「がんばるひと支援」を行う。留学支援・翻訳・英語教育の会社ＰＴＭ代表。ラヴィッツ松尾の名前で、「声の支援者」としても活動中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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まつけん
5
小説を通して読み解く「トヨタ流」ものの見方、考え方等々… 勉強になりました。「問題がないこと、それが問題なんだ」「何はともあれ、すべからく仕事は「働く」「工夫する」「うまくいく」「やりがいを感じる」「また働く」のサイクルで進み…」2021/11/28
ササキマコト
0
ビジネスノベルと言うのに釣られて買った一冊です。内容は、潰れそうな工場の工場長がアンディ先生を迎えてトヨタ式を取り入れてカイゼンしたら上手く行きましたぜ、な話。私に製造業の経験がないせいか、正直言ってあまり面白いとは感じませんでした。トヨタ式について詳しく説明がされている訳でも無いですし物語の展開についてもご都合主義的に話が進んで眠くなるしでいまいち本の内容にのめり込めなかった一冊です。2010/06/22
