内容説明
原油、穀物、金属をはじめ欧米の商品市場は隆盛を極め、その規模や勢いは証券や債券に並ぶレベルにまで達しているが、日本の商品市場は著しい不振に陥っている。本書では、国際商品市場の新しい動きとニュースを取り上げ、あわせて日本の商品市場の将来も展望した。
目次
急拡大する商品インデックスファンド
中国、なりふり構わぬ資源外交
脚光浴びるバイオ燃料、国際商品市場に変化
食料安定供給は大丈夫か
新たな「ゴールドラッシュ」
すさまじい非鉄金属相場の上昇
ファンドが左右するコーヒー相場
ネットで変貌する世界の商品取引所
没落する地方商品取引所
コメ先物取引の上場を不認可
改正商取法で日本のマーケットはどう変わったか
米国市場関係者インタビュー
日本が欧米並みになる道はあるのか?
著者等紹介
倉沢章夫[クラサワトシオ]
1952年、東京都生まれ。東京大学文学部を卒業し時事通信社に入社。外国経済部に配属され国際経済を担当。ニューヨーク特派員、ロンドン特派員を歴任後、外国経済部次長・デスクを経て、2004年より商品経済部長。東京工業品取引所指数運営特別委員、明治大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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