祥伝社新書<br> ドキュメント 新右翼―何と闘ってきたのか

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ドキュメント 新右翼―何と闘ってきたのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 480p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396115241
  • NDC分類 361.65
  • Cコード C0231

内容説明

一九六〇年代後半、左翼学生運動の高まりのなか、対抗すべく生まれた新右翼。彼らは既成右翼が掲げた「親米反共」「日米安全保障条約堅持」に反発し、「反米反共」を標榜、同条約と北方領土問題をもたらした「ヤルタ・ポツダム体制」の打破をめざした。本書は、新右翼の誕生から現在までを追った闘争史である。文中にはその活動家として、いま脚光を浴びている日本会議の中枢メンバーが多数登場する。言わば、日本会議の源流がここにある。近年、右傾化現象が叫ばれるが、その流れを歴史として知ることができる貴重な記録であり、真の保守とは何かを考えさせる一冊。

目次

序 日本会議の源流を探る(日本会議ブームとは何か;その後の新右翼;「僕は負け組、日本会議は勝ち組」;在特会(在日特権を許さない市民の会)とネット右翼)
第1章 新右翼の誕生(一九六六~一九六九年)(左翼に占拠されたキャンパス;日学同(日本学生同盟)の結成
民族派学生の結集
三島由紀夫と楯の会
激化する内紛)
第2章 直接行動(一九七〇~一九七七年)(三島事件;一水会の誕生;経団連(経済団体連合会)襲撃事件)
第3章 愛国・反権力闘争(一九七八~一九九〇年)(統一戦線義勇軍の登場;逆風のなかで;赤報隊事件)
終章 維新革命家の死(一九九一~二〇〇五年)(野村秋介、朝日新聞社で自決;見沢知廉と母からの手紙;作家よりも活動家として;三浦重周の最期)

著者等紹介

山平重樹[ヤマダイラシゲキ]
作家。1953年、山形県生まれ。法政大学文学部卒業後、右翼・左翼・アウトローをテーマとしたルポルタージュや小説を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とくけんちょ

58
果てなき夢、いい言葉。右翼というと暴力的なイメージがつきまとうが、決してそれだけでは無い。戦後の右翼史の大局をつかむには非常にわかりやすくまとめられた良書。自分の死をもってして伝える言葉や想いがある。人からなんと言われようと志がある。高潔にして純潔。背筋が伸びます。2020/09/08

いりあ

7
1960年代後半から2005年までの新右翼、民族派の歴史を俯瞰した本です。新書とは思えないページ数で、読み応えがあります。昨今、なにかと話題になる日本会議の中枢メンバーが過ごしてきただろう学生運動の様子などがいきいきと描かれています。1966年の早稲田大学から始まり、日本学生同盟、三島由紀夫と楯の会、一水会、統一戦線義勇軍など時代に合わせて変化しながら、また一方で変わらずに続いている活動の一端が垣間見えます。2018/03/15

nishiyan

6
菅野莞著『日本会議の研究』から端を発して、安倍内閣を支える保守系団体として知られるようになった日本会議。この日本会議ブームの中、本書は日本会議の主要メンバーが若かりし頃に参加していた保守系学生運動と、それに連なる新右翼の発生から2005年までの活動と実態を生き生きと描き出している。三島事件が新右翼に与えた影響の大きさには驚かされる。また本書は一水会顧問の鈴木邦男氏を抜きにしては語れない。鈴木氏が今のスタンスで発言をしている理由がわかった気がする。良書。2018/01/18

半木 糺

3
二十一世紀書院から発売された書籍の新装版。左翼学生運動へのカウンターとして生まれた右派学生運動の歴史を知ることが出来る。今ではすっかりタレント文化人になった鈴木邦男の若かりし武闘派時代のことも描かれており、興味深い。2018/09/03

ナツメッグ☆

3
全国学協、日学同、楯の会、一水会の人的つながり、主義主張が俯瞰できた。 ヤルタポツダム体制打破の意味も。 最後は尻すぼみ。2018/08/30

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