内容説明
人材育成に力を入れ成功している中小企業の話をたくさん集めました。具体的で、すぐ役立つ先達の知恵をぜひ参考に。
目次
序論 変わらぬ基本、時々の創意工夫
第1部 人材育成の実践事例編(人材育成は永遠のテーマ;成長への責任感と人材育成;設備投資と人材投資は矛盾せず;人材観・人材像をはっきりさせよう;小さな会社なりの採用・確保戦略 ほか)
第2部 人材育成の調査提言編(始めよう人の開発、技術の開発;すぐれた中小製造業の人材開発力)
著者等紹介
川喜多喬[カワキタタカシ]
1948年、大阪府生まれ。東京大学文学部卒、同大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。茨城大学講師、東京外国語大学助教授を経て1990年、法政大学経営学部教授。法政大学大学院経営学研究科教授、同キャリアセンター長、キャリアデザイン学部教授。専門は、人材育成論、中小企業論、産業社会研究、など
九川謙一[クガワケンイチ]
1967年、山梨県生まれ。法政大学大学院修士課程修了。MBA。東京商工会議所に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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苦虫
3
人材育成が成功しているのは大企業だけではない。前半は従業員数百名程の企業の事例紹介。後半は調査結果と提言。新卒・中途採用〜育成、評価体系など満遍なく扱う。中小故の「スケールメリット」を活かす。ネットワークや多様な就業形態を用い、最低限の条件を定め効率的な採用を行うこと。育成法はOJTが中心。確かに企業の個性はあるが、普遍的な育成法をクリアに提示して欲しかった。特別でない製造業を中心とした各企業の努力を細かく知ることが出来る。一方でやや内容が薄く、東京ならではのベンチャー企業等の紹介が少ないのは残念。2014/12/27
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