内容説明
サステナビリティ・レポートの動向、企業とNPOのパートナーシップへの挑戦、WEBコミュニケーションの展開など、企業と社会の関係は大きく変化している。本書は、これからのサステナブル時代における企業と社会の向き合い方、ステークホルダーの多様化に対応する新たなコミュニケーション戦略のあり方を考察し、3つのコミュニケーション原則を主張する。企業経営、コミュニケーションに関心のあるビジネスパーソン、NPO関係者、研究者にとって必読の書。
目次
序章 変化の時代の企業と社会
第1章 企業を取り巻く社会とサステナビリティ―21世紀はコミュニケーションの時代
第2章 コーポレートコミュニケーションの歴史と企業の社会性―広報からコーポレートコミュニケーションへ
第3章 サステナブル企業の登場―サステナブル企業はコミュニケーションが支える
第4章 NPOとパートナーシップを築く企業―パートナーシップにより進化するコミュニケーション
第5章 3つのコーポレートコミュニケーション原則―「透明性」「対話性」「変革性」を高める
第6章 企業の持続的発展のカギはコミュニケーション
著者等紹介
宮田穣[ミヤタミノル]
1983年一橋大学社会学部卒業。メーカーのマーケティング担当を経て、1986年株式会社福武書店(現、株式会社ベネッセコーポレーション)に入社。編集・開発・調査・研究職をへて、1998年より広報を担当。1999年東京経済大学大学院コミュニケーション学研究科に社会人入学。仕事の傍ら研究を重ね、2004年3月博士課程修了。博士号(コミュニケーション学、日本で第1号)取得。地元の国分寺市では、NPOに参加し、地域活動も行っている。専攻分野はコーポレートコミュニケーション、ウェブ・コミュニケーション、企業の社会的責任など
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