内容説明
従来の発想による国際競争戦略は今や音を立てて崩れ出した。産業・国籍・グループ・規模を超え、各国の自律する小さな組織を結合する新たな国際戦略ビジネスモデルの時代がやってきた。この仕組みを理解すれば、日興證券が三菱グループの枠を超えてシティグループに飛び込んだのもごく自然な選択であることが見えてくる。IBM、ソニーの国際経営戦略畑を歩いてきた異才が、国際戦略の源流を読み、次の時代の動向を喝破する期待の書。
目次
序章 新しいグローバル価値創造
第1章 大変革期の「現在」の国際戦略
第2章 国際戦略発展の「歴史」
第3章 「次世代」の国際戦略
終章 日米欧いずれが勝つか?