内容説明
労務管理の諸施策は、経済事情、産業構造、労働需給状況等の変化によってたえず変遷する。低成長、高齢化、高学歴化を背景として、わが国の労務管理は、新しい目標を求めて移り変わりつつある。本書においては、このような労務管理施策の移り変わりを直視し、できるだけ最近の労務管理上の問題点をとらえて解説するようにした。特に、平成11年4月から、労働基準法、男女雇用機会均等法、育児・介護休業法等が大幅に改正され、適用されることになり、労務管理面において新しい施策が取入れられるようになってきた。新訂4版においては、このような面にスポットをあてて解説をつけ加えることとした。
目次
第1章 総論
第2章 労務管理の技法
第3章 採用・配置・人事異動・昇進・定年
第4章 能力開発
第5章 就業条件
第6章 人間関係
第7章 労使関係
第8章 労務管理をめぐる最近の諸問題