内容説明
『ヴェルサイユの軛』の打破と軍事的同権化を求めるドイツ国防軍は、計画的再軍備によって『ヒトラーの戦争』を可能とした。本書は原史料にもとづきながら、その道筋を財政面から詳細に分析する。
目次
第1部 再軍備財政とその統制(秘密再軍備財政の統制;国防軍財政の「自律化」)
第2部 「計画」による再軍備の財政過程(再軍備政策の展開;「独占企業」体制下の軍需調達;軍需生産の「民営化」)
第3部 再軍備とライヒ財政政策(ライヒ財政収支の発展;財政政策の諸局面)
『ヴェルサイユの軛』の打破と軍事的同権化を求めるドイツ国防軍は、計画的再軍備によって『ヒトラーの戦争』を可能とした。本書は原史料にもとづきながら、その道筋を財政面から詳細に分析する。
第1部 再軍備財政とその統制(秘密再軍備財政の統制;国防軍財政の「自律化」)
第2部 「計画」による再軍備の財政過程(再軍備政策の展開;「独占企業」体制下の軍需調達;軍需生産の「民営化」)
第3部 再軍備とライヒ財政政策(ライヒ財政収支の発展;財政政策の諸局面)