人類学的認識の冒険―イデオロギーとプラクテイス

人類学的認識の冒険―イデオロギーとプラクテイス

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  • サイズ A5判/ページ数 420p/高さ 23X17cm
  • 商品コード 9784495854218
  • NDC分類 389
  • Cコード C3030

内容説明

儀礼、エスノグラフィ、現代思想をめぐって人類学の新たな地平を切り拓く。人類学、哲学、経済学、精神医学などからの総合的アプローチ。国立民族学博物館の共同研究の成果。

目次

序章 人類学的認識の冒険
第1部 人類学の射程(民族論メモランダム;「血」の神秘―親子のきずなを考える;民族誌的記述と精神医学的面接;人類学にできること;民族誌記述におけるイデオロギーとプラクティス)
第2部 現代思想の地平(イデオロギーとプラクティス;イデオロギーと主体の構成;イデオロギー批判の問題次元―「アルチュセール・テーゼ」の転換;儀礼研究への方法論的前梯―物象化論の視座から)
第3部 民族誌の実践(アッラーと人々のあいだに―イスラームにおける「近代」の一側面;南インドのハリジャン自立運動;必然に閉じ込められた変革―儀礼の強制力に関する一考察;ヒンドゥ奉納儀礼の研究―カーヴァディとそのコンテクスト;死を投げ棄てる方法―儀礼における日常性の再構築;語り意味から操りの力へ―西ケニアのフィールドワークから;イデオロギーの構築と歴史)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

★★★★★

3
人類学における認識論を再検討し、人類学的な知が生成されるプロセスそのものを考察の対象とすることを目指す論集。イデオロギーとプラクティスを鍵概念に、人類学とその隣接諸分野の研究者たちによる論考が領域横断的に収められています。なかなか刺激的ではあったけれど、少々古さも感じてしまいました。初版は1989年とのこと。2010/08/09

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