内容説明
契約リスク、法務リスクの視点から重要な契約上の専門知識を平易に解説！巻末に売買契約書の雛形とウィーン売買条約全文（英和対訳）を掲載。
目次
第１章 なぜ契約実務、国際法務の知識が必要なのか（国際取引ではなぜ契約書が大切なのか；契約書に安易に署名するリスク ほか）
第２章 貿易売買契約の当事者、契約成立、交渉、修正、変更のリスク対策（直接貿易、間接貿易と契約当事者の責任リスク；直接貿易、間接貿易と手続の代行の契約リスク ほか）
第３章 貿易売買契約の主要条件の各種条件、条項のリスク対策（当事者記述の規定に伴うリスク；商品の指定に伴うリスク ほか）
第４章 貿易売買契約の契約期間、解約条項、一般条項、紛争処理条項（契約期間と契約の更新、延長条項；中途解約条項 ほか）
第５章 トラブル、紛争発生に伴うリスクとその対応（契約違反に対する救済；トラブル、紛争発生の対応 ほか）
著者等紹介
大貫雅晴［オオヌキマサハル］
１９４９年神戸生まれ。１９７２年関西大学卒業。社団法人日本商事仲裁協会に就職。１９９５年同協会大阪事務所所長。２００２年同協会理事就任。現在、同理事（仲裁担当）・大阪事務所所長。同国際取引、貿易専門相談員。公益社団法人日本仲裁人協会理事。関西大学経済・政治研究所顧問。関西大学（国際取引法、国際取引契約論）講師。同志社大学（国際商事仲裁）講師。京都産業大学法科大学院（国際取引法）講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわ
3
国債売買契約における典型的な条項に対する解説本。ウィーン売買条約との関係も触れられているのは、頭の整理にちょうど良い。2018/04/03
