出版社内容情報
マーケティングの本質は、顧客の消費プロセスで行われる企業と顧客の直接的な相互作用のなかで生み出される価値の創造にあるという仮説をコマツやエーザイなど、具体的な企業のケースで検証する。
内容説明
コマツ、エーザイ、オタフクソース、ハーレーダビッドソン、ネッツトヨタ南国、ヤオコー、島村楽器、アメリカン・ホーム・ダイレクト、大垣共立銀行、えちぜん鉄道、ホテル・ラ・スイート神戸、吉井旅館、USJなどなど…企業の価値共創システムから新たな成長機会を導き出す!
目次
価値共創とは何か
製造業における価値共創の事例研究―コマツKOMTRAX
医療用医薬品を扱う製薬企業における価値共創と医療サービス―エーザイの事例から
B to C、B to Bで同時展開される価値共創マーケティング―オタフクソースの事例から
ハーレーダビッドソンにおける価値共創―ユーザーと他の主体間関係から
ネッツトヨタ南国における顧客との価値共創
小売業における価値共創マーケティング―ヤオコーの事例
顧客接点を通じた価値共創マーケティング―島村楽器の事例から
通販型保険に見る価値共創プロセスと相互作用―アメリカン・ホーム・ダイレクトの事例から
「顧客目線」を起点とした文脈価値の可能性―大垣共立銀行における価値共創へのマーケティング
えちぜん鉄道にみる共創プロセスの可能性
ホスピタリティ産業の価値共創と企業システム―ホテル・ラ・スイート神戸と吉井旅館の事例
テーマパークの価値共創と組織運営―株式会社ユー・エス・ジェイ(USJ)の事例
消費者の使用文脈に関する探索的研究―ミニバンを使用するファミリーの事例から
著者等紹介
村松潤一[ムラマツジュンイチ]
広島大学大学院社会科学研究科教授。博士(経営学、東北大学)。マネジメント専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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