顧客指向のマス・マーケティング

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  • サイズ A5判/ページ数 298p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784495639617
  • NDC分類 675
  • Cコード C2063

内容説明

本書の課題は、(1)マーケティングの定義設定をふまえて「顧客志向」の本質を論じる。(2)マーケティングの歴史的発展の中で「顧客志向」を位置づける、(3)「顧客志向」の現代的類型分析を、事例研究を通じてすすめる、という3項目を設定した。顧客志向という切り口からマーケティングの本質と現代的展開を論じてみたいというのが本書のテーマである。

目次

第1部 マーケティングの定義と顧客志向(マーケティングの定義をめぐって;顧客志向の本質と類型;成立期マーケティング学説における顧客志向)
第2部 マーケティング・コンセプトの成立(顧客志向と利益志向―マーケティング・コンセプトの成立;マーケティング・コンセプトと経営組織;GEにおける事業部制とマーケティング・コンセプト ほか)
第3部 顧客志向の現代的諸類型(市場創造型のマス・マーケティング―日本マクドナルド;仮説検証型のマーケティング―セブン‐イレブン・ジャパン;声を聴く型のマーケティング―コープみやざき ほか)

著者等紹介

若林靖永[ワカバヤシヤスナガ]
1961年愛知県に生まれる。1986年京都大学経済学部卒業。1988年京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。1991年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。京都産業大学経営学部専任講師。1994年京都大学経済学部助教授。2003年博士(経済学)。京都大学大学院経済学研究科教授、現在に至る。専門はマーケティング・流通・商業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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