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利益重視のマーケティング・チャネル戦略

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  • サイズ A5判/ページ数 229p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784495637316
  • NDC分類 675
  • Cコード C2063

出版社内容情報

消費財メーカーの販売費上昇の問題を取り上げ、メーカーの組織小売業への対応戦略を再考する。理論と実態調査から、高集中度販路下のチャネル戦略に関する「日常の理論」の構築を試みる。

内容説明

90年代の筆者の研究課題は、高集中度販路下での日本の消費財メーカーのマーケティング・チャネル戦略(以下、チャネル戦略と表記する)であった。換言すれば、消費財メーカーの組織小売業への対応方策である。この研究テーマに関する研究蓄積は極めて少ない。「マーケティング・チャネル論」研究の蓄積はあるのだが、現実を調査するほど、理論と現実のギャップを痛感する。マーケティング・チャネル論研究は「学者の理論」であって、経営の実践を支えている知識の体系としての「日常の理論」とは異なると思う。そこで、本書ではチャネル戦略についての「日常の理論」を追究する。

目次

第1部 チャネル戦略の主要課題と基本的考え方(チャネル戦略の中長期的課題;課題に対する基本的考え方)
第2部 チャネル戦略の「経験則」とその有効性の低下(チャネル戦略の「経験則」;「経験則」の成立とその相互関連性;「経験則」の有効性が低下した理由 ほか)
第3部 利益重視の組織小売業対応―依存関係を変える戦略(メーカーの組織小売業対応の実際とその変化;依存関係の変化と「信頼」;消費財メーカーと組織小売業との信頼の因果分析 ほか)