内容説明
多くの国で生産され、重要な食料の一つである米。農産物貿易自由化の中で、米さえも聖域ではなくなってきている。まはや、わが国の米問題はすぐれて国際問題なのだ。本書は、米の二大輸出国の一つアメリカの米全般を現地調査をもとに明らかにする。
目次
序 課題へのアプローチ
第１章 アメリカの米産業の全体像
第２章 アメリカ版米食管と輸出戦略
第３章 ８８年産以後の米農政の変化とその影響
第４章 変わりゆく稲作経営の光と影
第５章 流動的農地市場に支えられた稲作
第６章 稲作雇用労働力と移民政策
第７章 米の消費・流通と寡占競争市場
第８章 農民参加の試験研究・普及
第９章 アメリカ稲作の水事情
第１０章 農業金融危機と稲作金融
終章 アメリカ米産業の実力と教訓
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- 和書
- 大洪水時代 角川文庫
