内容説明
「今よりもっと幸せになりたい」「相手のことをもっと知りたい」「もっと頑張らなければいけない」…私たちは、いつも「もっと」を求める「足し算生活」をしています。ふと気がつけば、心に「いらない荷物」を抱えてしまっていないでしょうか?この「もっと」に執着することに、不安や悩みの原因があるのです。この本では、禅の教えをヒントに、いったん身体と心を止めて、身軽になる方法をご紹介しています。足し算ではなく、「引き算」の考え方、生き方。
目次
1章 「止まる」と見える心の正体(「止まる」と見えてくるものがある;「心のものさし」に気づこう;悩みのもとは何なのかを知ろう;人は悩むようにできている;自分の「もっと」に気づこう)
2章 心はまるごと「引き算」できる(「思い込み」を引き算する;「ない」というものの見方と行動)
3章 呼吸で心を軽くする(吐く息を長くすることで心は調う;心をラクにする呼吸法の基本;意識して呼吸すれば、心が休まる;一生を左右する呼吸の習慣)
4章 坐禅で身につける「考えない習慣」と「考える習慣」(自分を消し去る「考えない坐禅」;難問を解決する「考える坐禅」)
5章 「心の引き算」をすると世界は広くなる(日常の中でできる「止まる」習慣;ちょっと引き算した幸せも考えてみる;残された時間を引き算してみる)
著者等紹介
村越英裕[ムラコシエイユウ]
臨済宗妙心寺派・龍雲寺住職、同派布教師。1957年静岡県沼津市生まれ。二松学舎大学院修士課程修了。龍澤寺僧堂に入門、鈴木宗忠老師(故人)、中川宗淵老師(故人)に師事。「やさしく」「わかりやすく」「たのしく」をテーマに仏教全般、禅宗関係について執筆活動を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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