内容説明
ローンなし・生活費格安、ムダな物・わずらわしいことなし―「スモール」だからこそ得られる自由な生活。
目次
第1章 小さくても家らしい家
第2章 物を持たない暮らし
第3章 簡単で大胆なエコロジー
第4章 自由を得るのにお金は要らない
第5章 誰でも手に入るローカルユートピア
第6章 質素な生活と高度な思索
著者等紹介
高村友也[タカムラトモヤ]
1982年静岡県生まれ。東京大学哲学科卒業、慶應義塾大学大学院哲学科博士課程単位取得退学。関東に土地を購入し、小屋を建てて生活。宅建主任資格者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シャトル
56
東大卒の著者が実践するスモールハウスライフの教え。simple is ベスト!持たない、買わないへのこだわり。海外のスモールハウス先駆者たちの実例も紹介あり。まさに晴耕雨読、世知辛い俗世から離れた生き方を羨ましく思う。反面、私には到底ありえない、出来そうにもないな。という諦め感も募る。2015/10/07
roomy
27
小さい家には住みたいと思うけれど台風のこととか考えると日本でトレーラー式のスモールハウスはどうなのかな?と心配になりますね。あと歳をとってくるとロフトスタイルの寝室は厳しいかな。こういう生活スタイルもあることがわかりよかった。何を大切にして生きるかはそれぞれですね。2015/07/29
さっちゃん
25
たくさんの物を持つことの不自由にみんな気づきはじめて、断捨離がブームになり、今度は住む家そのものを小さく、という流れがあるような気がする。家を買うということが人生の中でどれだけの負担になるのかを考えると、セルフビルドでこの本にでてくるような家ができるのならそれで充分ではないか。経済の流れから自分の生きる意味にまで言及した最終章はとてもよかった。良書。2016/05/08
メグ
20
秘密基地的なものを期待して読みはじみたが深かった!断捨離なんて目じゃない究極のシンプルライフです。まず家を小さくすることにより建材や光熱費の節約ができて地球環境に優しい。そして必然的に最低限必要な物しか持てないから消費社会に流されなくなる。高い家のローンや生活費の心配もなくなるから自由に生きられる。と、魅力的なことばかり書いてあるけど四人家族には無理な話だわ。子供が独立した老後の夢に取っときます。2014/12/15
Machida Hiroshi
18
本書は、自らスモールハウス生活を実践している著者が、アメリカを発祥の地とする(らしい)スモールハウスという考え方を、アメリカの実践者の取材をもとに紹介している本です。これ、最近僕が夢想していたミニマルな生活に結構近いものがありますし、先日読んだ「僕はお金を使わずに生きることにした」とも少し通ずるところがあります。結局あまり働かず税金も払わないのに社会に寄生しているところがあるのでは?という見方もあるかもしれませんが、読書、思索が好きな人なら、こんなスモールハウスで十分です。なんだか希望が湧いてきました。 2017/08/25
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