目次
第1章 鎌倉仏教の誕生―像から言語へ(『最後の親鸞』は「最後の吉本隆明」;「事後性」の思想;日本における仏教思想 ほか)
第2章 吉本隆明は親鸞をどう読んだか―往相と還相(『最後の親鸞』は吉本隆明の最後の思想的位相;越後配流が親鸞に与えたもの;“信”の極限が宗教の解体となるというパラドクス ほか)
第3章 『最後の親鸞』という場所―“信”という空隙(吉本隆明の親鸞観の転回;親鸞の和讃にみる情緒性との距離感;鎌倉時代の思想的側面 ほか)
著者等紹介
高橋順一[タカハシジュンイチ]
1950年宮城県生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専攻は思想史。2010年4月から1年間ライプツィヒ大学東アジア研究所客員教授。立教大学文学部ドイツ文学科卒業。埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了。雑誌『情況』編集委員。「変革のアソシエ」共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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