内容説明
商品のよさを理解していても、契約直前になるとお客様は躊躇するもの。お客様の不安や心配に慌てることなく、ただただ質問を投げかければ、ためらいはなくなる。質問によってクロージングを進めれば、お客様は自発的に買ってくださるようになる。あなたが売るのではなく、お客様が進んで買われる状態になる!
目次
1章 「質問」だけでクロージングできる
2章 お客の心理にぴったり合わせるクロージングの「5つの質問」
3章 クロージングでの「質問」を強化するワザ
4章 契約直前のお客様の躊躇にも「質問」で対応する
5章 営業のすべての過程は「クロージング質問」が鍵
6章 クロージング上手なら人生がうまくいく
著者等紹介
青木毅[アオキタケシ]
1955年生まれ。大阪工業大学卒業後、飲食業・サービス業を経験し、米国人材教育会社代理店入社。88年、セールスマン1000名以上の中で5年間の累計業績1位の実績を上げる。97年に米国人材教育リーダーシップ部門代理店に移籍。98年には個人・代理店実績全国第1位となり、全世界84ヶ国の代理店2500社の中で世界大賞を獲得。2002年にセルフコーチングの会社リアライズ(本社:京都府)を設立。ビジネスコーチングを大阪府職員などに5年連続で指導。08年自らが実践し、所属コーチにも指導してきた「質問型営業」を指導する営業コンサルティングをスタート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wiki
3
久しぶりに営業を鍛えようと熱が入った。あくまで相手がやりたいと思うことを実現させる。相手を思い通りに誘導する事が質問ではない。そう言われれば当たり前だが、ノルマと社内圧力によって、そうできなくなっている人が大半なのではないか。皆が本当に他人の欲求を実現したい、実現しようと取り組むようになれば、こんな生きやすい世界もない。2017/12/05
ゆんたそ
2
人は自分の意思でしか動かない、自分の思う通りにやりたい。だから営業は「お客様の欲求をはっきりさせ、意思決定するのを手助けする」のが仕事。欲求をはっきりさせ、互いに共通認識として持っておかないとプレゼンも意味をなさない。気を付ける。2016/06/13
mino1129
1
お客様と、身構える瞬間となってしまうクロージング。今まで和やかに会話していても、この時ばかりは緊張感が走る。しかし、営業とお客様は戦っているのではなく、お客様の役に立つために営業がいる。そんな発想からうまれた手法。 顧客本位であり、誰でも真似できそうな手法。何故、この場面でこの質問なのか、顧客心理を交えた説明が説得力もある。2013/12/06
fatbob
0
5/27読了。自分で選択した、自分で決めたという形に誘導することの重要さ或いは狡猾さ。嘘喰いが参考になりそう。自分自身に質問する、というのは非常に面白い。2016/05/27
しゅうじ
0
お客様の気持ちになって、お客様の立場になって、お客様の役立つのが営業の仕事。焦らず質問する事によってお客様の気持を理解する事が必要。2013/02/15