内容説明
“国民総幸福量”を提唱するブータン王国。ブータン人の幸せの原点は仏教の教え。今あるもので満足する、快楽と幸福の区別をつける、個の幸福と社会の幸福の両立を目指す…など、日本人が忘れつつある「幸せの本質」がここにある。
目次
第1章 「世界一幸せな国」ブータン王国
第2章 ブータン人が幸せな理由
第3章 こころをコントロールするスピリチュアルケア
第4章 幸せを感じるエクササイズ
第5章 幸せを呼ぶ行動力を身につけるエクササイズ
第6章 ブータン人と日本人―幸せのかけ橋
著者等紹介
永田良一[ナガタリョウイチ]
鹿児島県生まれ。医師、医学博士、密教学修士。専門は中枢神経系における薬物の作用機序の研究。現在、駐日ブータン王国名誉領事(九州・沖縄地区)、財団法人メディポリス医学研究財団(がん粒子線治療研究センター、CPC治療病院)理事長、学校法人最福寺学園理事長、株式会社新日本科学代表取締役社長を兼務。高野山大学、米国メリーランド州立大学、聖マリアンナ医科大学、北海道大学、東京医科大学、高知大学の客員教授・臨床教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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miyatatsu
5
幸せになるための考え方をブータンを例にたくさん出ていました。とても参考になりましたし、実際に自分で試してみたいと思える考え方がたくさんあったので読んでよかったなと思っています。2016/09/28
ひふみ
4
上野の森美術館のブータン展を観に行き、興味を持ったので読んだ。自国の民族衣装を大切にしていること、下地に仏教(チベット密教)の思想があることなど、美術展の内容と共に学ぶ。2016/08/16
Carlos
4
自分にとっての幸せでいたい。2015/05/31
わたし。
3
学校の図書室で見つけた本。なんとなく行ってみたい国だったブータンは本当に素敵な国でした。「調息」は実践してみようと思います。2012/11/25
倉本彩矢
3
本当の幸せとはどういうことなのか、読むと考えさせられます。物質主義資本主義だけでは得られないもの。昔の日本人にあったもの。私たちの国日本も、自分の国が幸せと言えるようになりたいですね。2012/10/26