内容説明
2008年のリーマンショックをきっかけに多くの企業では、販売の最先端の需要情報と各地の在庫情報、そして生産、調達状況などを把握し、迅速な計画変更と意思決定を下す体制の重要性に気づいた。その結果、企業はあらためてSCMの再構築を始めようとしている。本書では、SCMの構築を目指す企業に、正しい構築のステップ・勘所をわかりやすく解説。必要なモノを、必要なときに、必要なところに、必要な量だけ届けることで、無駄な在庫を持たず、かつ欠品せずに売上を上げるための仕組みである、SCMの基本から応用までがよくわかる1冊。
目次
第1章 SCMとは何か
第2章 SCMを構成する各種要素
第3章 儲けを生むビジネスモデルの築き方
第4章 競争力に直結するロジスティクスの築き方
第5章 売上最大化と在庫最適化を狙う、販売計画と在庫計画
第6章 コストを最適化する生産計画と調達計画
第7章 スピードが重要な実行系業務
第8章 SCM管理指標とは
第9章 SCMを支えるシステムのいろいろ
第10章 これからのSCM
著者等紹介
石川和幸[イシカワカズユキ]
1965年茨城県生まれ。早稲田大学政経学部政治学科卒、筑波大学大学院経営学修士。アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)、日本総合研究所等を経て、サステナビリティ・コンサルティング代表、インターネット・ビジネス・アプリケーションズ代表。専門は、ビジネスモデル構想、SCM構築導入、ERPシステム導入、管理指標導入、プロジェクトマネジメントなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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