内容説明
貿易取引の基本的な知識(基礎編)のほか、輸出・輸入の採算表の作成法、取引申し込み・契約などの実務のフロー(実務編)で構成。「貿易実務者は何をすべきか」を取引の流れに沿って解説する。「ICC荷為替信用状に関する統一規則および慣例(UCP600)」の実施、「2009年版Institute Cargo Clauses(協会貨物約款)」の適用開始、「AEO制度」の導入、「通関情報処理システム(NACCS)と新システム(NACCS貿易管理サブシステム)」との統合、「ウィーン売買条約」の発効など、貿易取引を取り巻くビジネス環境の変化に対応した最新版。
目次
基礎編(貿易取引の基本的な仕組みを押さえる;外国為替の基礎を押さえる;貿易代金決済の基本を押さえる;定型貿易条件とウィーン売買条約を押さえる;貿易貨物輸送と通関手続きを押さえる;貿易取引に関わる保険を押さえる;信用状(L/C)取引の基本を押さえる)
実務編(採算の検討と採算表の作成;輸入取引の申込みと実務;輸出取引の申込みと実務)
著者等紹介
樋口壽男[ヒグチトシオ]
株式会社ヒロ・インターナショナル代表取締役、独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)認定貿易アドバイザー、独立行政法人中小企業基盤整備機構国際化支援アドバイザー。日本貿易学会会員。1950年、東京都生まれ。1973年、明治学院大学経済学部卒業後、商社勤務を経て独立。その間、輸出入業務および海外・国内営業を担当。1980年、貿易会社設立。石油・化学製品等の輸出入および代理店業務に従事。1995年、ジェトロ認定輸入ビジネス・アドバイザー(現、貿易アドバイザー)試験に合格(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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