出版社内容情報
離婚問題では、二人の間での話し合いがまとまらなければ、離婚調停をしなければならない。本書では、著者の民事調停官の経験をふまえ、離婚調停を活用して離婚問題を乗り越えるための「知識とコツ」を伝えていく。
内容説明
離婚問題に直面し、悩みや不安を抱えている方に、少しでもその悩みや不安を軽減してもらい、次の一歩を踏み出してもらうための一冊。調停離婚のちょっとした知識とコツを知ることで、離婚問題の悩みや不安も、ずっと軽くすることができる。著者が離婚相談でよく聞かれる質問に対して、具体例を織り交ぜながら、わかりやすく解説する。知らないために離婚できなかったり、不利な条件で離婚してしまったり、取り決めるべきことを決めないまま離婚してしまうことがないように。本書では、「相手に約束をしてもらう」「約束を守ってもらう」ために、離婚調停を活用することを推奨し、調停前に準備しておくこと、調停申し立てのやり方、離婚調停をうまく活用するコツについて、わかりやすく教える。
目次
1章 知っておきたい離婚調停の基礎知識
2章 離婚調停を申し立てる前にやっておきたいこと
3章 意外と簡単!離婚調停の申立て
4章 生活費を払ってくれないときには、婚姻費用分担調停も
5章 離婚調停期日におけるやりとりのコツ
6章 離婚調停物語―ストーリーでよくわかる離婚調停
7章 知っておきたい争点別、離婚調停における賢い対応法
8章 調停成立後の手続き
9章 離婚後のこと―相手に約束を守らせるために
著者等紹介
神坪浩喜[カミツボヒロキ]
弁護士(仙台弁護士会所属)。あやめ法律事務所所長。元仙台簡易裁判所民事調停官(非常勤裁判官)。1968年北九州市生まれ。東北大学法学部卒。2000年弁護士登録。離婚問題を中心に、相続、交通事故、借金問題、ハラスメント等の法律相談を年間120件以上行う。2010年から2014年まで民事調停官として調停事件を多数行い、その解決率は70%を超えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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morinokazedayori
まさきち