出版社内容情報
国家主席の権力の揺らぎによる指導部の変調を捉えるとともに、社会運動や経済変動へと波及していく中国の姿を、礼賛でも批判でもない冷静な視点で学際的総合分析を行い、論証した一冊。
内容説明
混迷の度合いを深める中国の内奥に迫る!!22年秋の白紙運動と23年春の白髪革命の騒乱を、半年以上前に予言した著者による、最新刊。バブル崩壊が決定的となり、人民解放軍を筆頭に、政府や共産党といった国家の主要な機構がばらばらに動き始めて漂流する中国…。その背景と行く末を明らかにし、日本の指針を指し示す。トランプ関税政策が中国さらに日本に及ぼす影響についても、1章を割き検証!
目次
第1部 中国の異変(突然の異変;本書の仮説;共産党が中国に占める位置)
第2部 国内主要機構の変容(人民解放軍の自立;国務院の自立;党の自立)
第3部 動乱の帰結(本末転倒の経済発展―不動産バブル―;破綻の始まり;中国の行方;トランプ関税政策と日本;日本にとっての方策)
著者等紹介
有賀敏之[アルガトシユキ]
1960年信州飯田に生まる。京都大学経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。現在、福山大学学長補佐・大学院経済学研究科研究科長、大阪公立大学名誉教授。京都大学博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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