出版社内容情報
第一東京弁護士会 総合法律研究所 スポーツ法研究部会[]
著・文・その他
内容説明
「知らなかった」では済まされない…「自分は関係ない」、「自分は大丈夫」。そう思う人が多いのではないでしょうか?実際には、意図的ではなく規則違反となってしまうケースが数多くあります。ドーピングとは何か?具体的に、何をやってはいけないのか?いま、アンチ・ドーピングの正しい理解が求められています。
目次
第1編 アンチ・ドーピングの歴史と規程
第2編 違反類型
第3編 検査の手続き
第4編 アスリートが気をつけるべきこと
第5編 処分決定に至る手続き
第6編 事例の解説
第7編 アンチ・ドーピングの動向
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タナカ電子出版
38
この本は本気でスポーツに取り組むアスリートにおすすめする本です。しかしながらスポーツマンは自分の摂取する食事には責任を持たなければならず、食事は人任せにはしない!これはどのスポーツでも意識すべきだと私は考えています。この本で役に立ったのは日本やアメリカはドーピングは犯罪ではなくオリンピックを目指すアスリートにドーピングの食事を故意に提供しても罪問われないことです。 しかしながらドーピングが他者から混入させられた場合は資格停止の制裁はなしと去年決められたようです。でも勝っても負けても気持ち良く喜べません!2019/01/16
lonely_jean
0
最大限易しく書いて、これ…なのだろう。法学部卒業の私も、読むのにかなり骨が折れた。在籍時から感じていたことだが、どうも法律、法令の文章は、広く読まれることを前提に書かれているとは思えない。わかりもしないものを誰しもが守らなければならないのも妙な話。わかりやすく、を心がけてほしい。2021/04/28
t a
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アンチドーピングの知識は、トップアスリートだけでなく市民アスリートも知っておくべきだと感じた。ドーピング検査の流れや、具体的な国内の違反事例(特に意図的でない禁止物質の摂取や、検査を受けなかったことによる違反事例)が、非常に参考になった。2018/12/28