出版社内容情報
戦後3番目の長期政権となった小泉純一郎内閣のもとで、日本政治はどのような変容をとげたのか。小泉首相の「ことば」に着目し、同政権のかかえた"政治課題"を浮き彫りにする。
目次
第1部 総論 現代日本政治の現状と課題―小泉政権の検証―(はじめに―問題の所在―;小泉政権の誕生とマスメディアの論調;施政方針演説にみる小泉政権の政治課題;結び)
第2部 各論(国会の現状と課題―改革の動きを中心に―;地方議会の現状と課題―活性化のための方策―;政務調査費の現状と課題―目黒区議会のケースを中心に―;日米関係と現状―「ジョー・ザ・フラッグ」という“外圧”;在日米軍再編の現状と課題―岩国市の住民投票を中心に;日米経済摩擦の現状と課題―マスメディアの報道を中心に;個人情報保護の現状と課題―マスメディアの論調を中心に)
第3部 補論 “聖域なき”構造改革の現状と課題―日米関係の視点から―(戦後の日米首脳会談の特色;日本の権力者はだれか?;結び―小泉改革に「聖域」あり?―)
著者等紹介
浅野一弘[アサノカズヒロ]
1969年大阪市天王寺区生まれ。現在、日本大学法学部教授。札幌大学名誉教授。専攻:政治学・行政学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。