出版社内容情報
現代経済学の流れの中で、唯一、現代の世界経済の考え方と経済政策の方向性を変革しうる経済学が「ケインズの経済学」であり、「ケインズ革命」の再認識であると考え、再考察する!
大矢野栄次[オオヤノエイジ]
著・文・その他
内容説明
現代経済学の流れのなかで、唯一、現代の世界経済の考え方と経済政策の方向性を変革しうるのがケインズの経済学と考え、著者のこれまでの経済学理解に対する再考察を行う!
目次
第1章 ケインズ革命
第2章 ケインズが「古典派」と呼んだ新古典派経済学
第3章 ケインズの有効需要の原理
第4章 有効需要の原理と有効需要政策―有効需要の理論(Z‐D分析)から国民所得決定式(45度線分析)へ
第5章 国民所得決定式とケインズ乗数
第6章 ケインズの投資誘因と利子論―資本の限界効率と流動性選好の理論
第7章 流動性選好の理論
第8章 一般均衡体系としてのマクロ・モデル―IS・LMモデル
第9章 公共事業の意義とケインズ経済学―社会資本と公共事業・ポリシー・ミックス
第10章 開放体系としてのケインズ経済学
著者等紹介
大矢野栄次[オオヤノエイジ]
1950年愛媛県生まれ。1974年中央大学経済学部卒業。1977年中央大学大学院経済学研究科修士課程修了。1982年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、久留米大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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