出版社内容情報
国際経済における様々な問題意識を踏まえながらも,これまでの経済理論と世界経済の経験を説明することによって,一歩でも国際経済の現実に近づくための基礎理論を求め検討する!
内容説明
「古典派の二分法」が成立しない時代において、国際経済における様々な問題意識を踏まえながらも、これまでの経済理論と世界経済の経験を説明することにより、一歩でも国際経済の現実に近づくための基礎理論を求め検討する!
目次
第1部 国際貿易の理論(比較優位の理論―比較生産費説;絶対優位の理論;輸送費と貿易財・非貿易財;ヘクシャー=オリーンの定理;TPPと日本経済)
第2部 国際金融の制度と決済システム(国際通貨と国際決済制度;金本位制度;ブレトン・ウッズ体制(旧IMF体制)
スミソニアン体制
通貨危機について)
第3部 オープン・マクロ・モデル(閉鎖体系下のマクロ・モデル;オープン・マクロ・モデル;開放体系下のIS‐LMモデル)
著者等紹介
矢野生子[ヤノイクコ]
1966年宮崎県生まれ。1989年佐賀大学経済学部卒業。1992年中央大学大学院経済学研究科修士課程修了。1995年中央大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。現在、長崎県立大学経営学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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