出版社内容情報
公務員試験や公認会計士試験を目指す学生向けに、例題解説を中心に学習できるようにまとめたテキスト。
内容説明
本書は、大学などにおいて経済学をはじめて学ぶ学生や、公務員試験や公認会計士試験などの国家試験を目指す学生に対して、最低限必要な知識を最も短時間で獲得するため、例題解説を中心に学習するためのテキストを提供することを意図して編集された。
目次
第1章 経済循環と国民所得
第2章 ケインズモデル
第3章 消費関数
第4章 投資関数
第5章 貨幣市場
第6章 IS‐LM分析
第7章 労働市場分析
第8章 総需要総供給曲線分析
第9章 古典派とマネタリスト
第10章 経済成長
第11章 国際経済
著者等紹介
釜江広志[カマエヒロシ]
1948年兵庫県生まれ。1975年一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、商学博士。小樽商科大学、山口大学各助教授を経て、現在、一橋大学大学院商学研究科教授。1993年~1997年国土庁不動産鑑定士試験委員
大塚晴之[オオツカハルユキ]
1960年長野県生まれ。1992年一橋大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学後、下関市立大学経済学部を経て、現在、甲南大学経営学部教授。専攻は景気循環論、金融論、証券論など
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感想・レビュー
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がっち
1
かなりコンパクトにまとめてあるが、問題数も少ない。2012/07/31
葉
0
国民所得勘定から始まっており、ケインズの考えについて消費需要や貨幣市場について書かれている。また、乗数についての説明もなされている。その後、トービンのqやIS-LM曲線の説明がさらっと書かれており、AD、AS曲線、経済成長についてハロッド=ドーマーモデルが書かれている。どのようなものかを理解するには適しているのではないかと思う。これだけでは、学部のマクロはギリギリ通らないと思う。自分が受けたときのマクロならマンキュー下の序盤から中盤まで(黄金律などの説明など)もあったためこれだけ読んでも不可だっただろう。2014/11/11