出版社内容情報
ハーゲンダッツ、ザ・プレミアム・モルツ、レクサス等から、豆太(豆腐)、空(日本酒)といったローカルなプレミアム商品まで、成功の秘密は何か?価格競争を避ける戦略の、土づくりという険しくも明るいストーリー。
内容説明
人気商品から、“豆太(豆腐)”、“空(日本酒)”といったローカルなプレミアム商品まで、あのプレミアム商品成功の秘密は何か?“土づくり”という険しくも明るいストーリー。
目次
1 「高く売る」しかない!
2 大事なことは“土づくり”
3 安売りオンパレード
4 プレミアムへの追い風―“こだわり”消費の拡大
5 “理念”という土づくり―ハーゲンダッツ(プレミアム・アイスクリーム)
6 “選択と集中”という土づくり―ツバキ(プレミアム・シャンプー)
7 “取り組み体制”という土づくり―レクサス(プレミアム・自動車)
8 “システム”という土づくり―アジエンス(プレミアム・シャンプー)
9 “リーダーシップ”という土づくり―ザ・プレミアム・モルツ(プレミアム・ビール)
10 中小企業こそ、“プレミアム商品”
11 プレミアムへの挑戦
著者等紹介
大崎孝徳[オオサキタカノリ]
名城大学経営学部教授。1968年、大阪市生まれ。民間企業勤務後、長崎総合科学大学助教授、ワシントン大学マイケルGフォスター・ビジネススクール客員研究員を経て、現職。九州大学大学院経済学府博士後期課程修了、博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くるくる
1
プレミアム商品づくりの推奨本。「ハーゲンダッツのアイス」「ツバキ」「アジエンス」「レクサス」「ザ・プレミアム・モルツ」という大手企業の取り組みから、「豆太」「関谷醸造」などの中小企業の取り組みまでが例としてあがっています。ひとつひとつの企業の取り組みはバラバラで、ほとんど共通点とかないのですが、意外にこれらの共通点って「やる」と心に決めて予算も組むトップからのトップダウン式だなという印象。本気で成果出すには携わる人の気持ち、お金、時間が必要なのかな。2014/07/26
templecity
0
ものをただ安くするだけなら価格競争に埋没してしまう。他との差別化で120%の付加価値を付けることで、顧客からも支持される。経営トップも、そういうことをするんだという強い思いが必要。 2014/11/08
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- 和書
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