内容説明
企業と人材に雇用のミスマッチはないか?人材を採用する時点で、いかに優秀な人材を集め、選ぶかが、組織の運命を決定する。組織の評判管理・第一印象形成理論などを通して、優秀な人材獲得戦略を明らかにする。
目次
1 企業の人材獲得の実際と問題点(企業と求職者の間のミスマッチ問題;日本企業における面接試験の実態;日本企業における面接試験の基本的な問題点)
2 優秀な人材とは(企業が求める人材とは;日本企業が求める人材像と人材選抜基準の実態)
3 優秀な人材を集める(評判管理;会社の良い評判が多くの人材を集める;会社の良い評判が優秀な人材を集める)
4 優秀な人材を選ぶ(日本企業が求める人材像と人材選抜基準には一貫性があるのか;第一印象形成理論;志願者の第一印象管理戦術―面接官はしばしば志願者の第一印象に惑わされる;正しい評価ができる面接官の訓練プログラム;最良の面接試験の方法)
著者等紹介
林伸二[ハヤシシンジ]
1946年佐賀県武雄市に生まれる。1969年名古屋市立大学経済学部卒業。1974年神戸大学大学院経営学研究科博士課程単位取得。南山大学経営学部、小樽商科大学商学部を経て、1989年経営学博士(神戸大学)。現在、青山学院大学経営学部(教授)。2000‐2003年青山学院大学学長補佐。専攻領域は組織心理学・人事管理論・経営管理論・経営組織論。著書『仕事の価値―新しいモティベーション研究―』白桃書房、1985年(第17回経営科学文献賞受賞)、『日本企業のM&A戦略』同文舘、1993年(1994年度青山学院学術褒賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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