内容説明
NPOとは何か、現在の社会経済の中でどのような役割を果たしているか、制度的にはどのような仕組みになっていて、どのような問題があるか、NPOと行政、企業との関係はどうなっているか、外国のNPOはどのような状態か。NPOの運営、経営はどうあるべきか。本書は、初学者から実務家まで対象とし、またNPOに興味を持つ一般市民にも手掛かりとなるような本で、かつ大学での参考文献にも使える水準をめざしている。
目次
NPOと新しい社会デザイン
第1部 NPOの全体像を理解する(NPOの経済・政治理論;経済主体としてのNPO)
第2部 NPOと法制・税制(日本の非営利法人制度の現状;非営利法人制度の国際比較;NPOと税制・会計)
第3部 NPOと行政(NPOと行政:公共経営とガバナンス;介護保険制度と福祉NPO;NPO/政府のパートナーシップとニューパブリックマネジメント型改革)
第4部 NPOと事業(NPOと企業のパートナーシップ;NPOと社会的企業;NPOの実践的経営・リーダーシップ論)
著者等紹介
塚本一郎[ツカモトイチロウ]
一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得。明治大学経営学部教授
古川俊一[フルカワシュンイチ]
東京大学法学部卒業、ハーバード大学修士(公共政策)、筑波大学博士(法学)。筑波大学大学院システム情報工学研究科教授
雨宮孝子[アメミヤタカコ]
慶応義塾大学法学研究科博士課程修了。明治学院大学法務職研究科教授、慶応義塾大学法科大学院講師など
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