内容説明
本書は、2つの特徴をもっている。特徴の第1は、「理論と実践の融合」を目指して記述していることである。理論的な水準を確保する手立てとして、ベンチャー・ビジネスに関連する国内・海外の文献をほぼ網羅し、それらを適宜参考にした。特に、海外のビジネススクールの主要なテキストについては、それぞれについて利点・欠点を丁寧に分析し参考にすべき点は取込んだ。特徴の第2は、バランスのよい記述を試みたことである。第1章~第3章(ベンチャー・ビジネスの意義、ベンチャー・ビジネス論の生成と発展、ベンチャー・ビジネスの体系)を総論と位置づけ、第4章以降の各論の理解が容易になるよう工夫した。各論は、基本的に時間軸(起業段階)と空間軸(経営資源)とのマトリクスを作成し、基本項目および重要項目の欠落を防止するとともに、マトリクスの各セルの分量を可能な限り均等化した。
目次
第1章 ベンチャー・ビジネスの意義
第2章 ベンチャー・ビジネス論の生成と発展
第3章 ベンチャー・ビジネスの体系
第4章 ベンチャー・ビジネスの構想段階
第5章 ベンチャー・ビジネスの準備段階
第6章 ベンチャー・ビジネスの立ち上げ段階
第7章 ベンチャー・ビジネスの成長段階
第8章 ベンチャー・ビジネスの成熟段階
第9章 リスク・マネジメントとイノベーション
第10章 ベンチャー・ビジネス論の今日的課題
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