出版社内容情報
リスクを克服し企業を成長させるために!経営学の視点から、リスク処理計画、企業倒産、中小企業のリスク、経営者の性格危険、事業機会と脅威など、経営危機打開論を展開する。
内容説明
リスクマネジメントや危機管理に関する著書はかなりの数に上っているが、そのほとんどが、ハウ・ツウ物か常識論である。経営学、経済学、法律学などの学問的関連をもって書かれた一本筋の通った文献はほとんど存在しない。本書はリスクマネジメントを経営学の一部として構成し、ビジネス・リスク克服論、経営危機打開論を展開し、企業成長への道を模索している。
目次
第1章 リスクマネジメントの意義と形態
第2章 リスクの意義と形態
第3章 リスク処理手段
第4章 リスク処理計画
第5章 リスク処理の意思決定
第6章 企業倒産危険のリスクマネジメント
第7章 中小企業のリスクマネジメント
第8章 経営者リスクとリスクマネジメント
第9章 企業の成長とリスクマネジメント
第10章 事業機会とリスクマネジメント
第11章 危機管理コーディネイション
著者等紹介
亀井利明[カメイトシアキ]
1958年3月神戸大学大学院経営学研究科商学専攻博士課程修了。1965年3月神戸大学より商学博士の学位を受ける。1968年4月関西大学商学部教授、神戸外大、神戸商大、大阪外大、長崎県立大、長崎大、北海道大、神戸商船大、同志社大、関西学院大、大分大、奈良県立商大等の非常勤講師歴任。現在、関西大学名誉教授。1978年10月日本リスクマネジメント学会理事長、現在に至る。2000年7月家庭危機管理学会会長、現在に至る
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