叢書転換期の企業<br> ドイツ統一と公企業の民営化―国鉄改革の日独比較

叢書転換期の企業
ドイツ統一と公企業の民営化―国鉄改革の日独比較

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  • サイズ A5判/ページ数 335p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784495360818
  • NDC分類 335.7
  • Cコード C3034

出版社内容情報

1980年代から1994年のドイツ鉄道株式会社発足にいたる一連の鉄道改革が「不完全な民営化」であったことを詳細に分析し、日本のJRの現状に再検討を迫る。

内容説明

本書は、ドイツの鉄道改革について、不完全な民営化という基本的分析視角から、わが国の国鉄改革=分割・民営化との比較を通じて、出現の背景とその特徴を分析しようとしたものである。

目次

序章 課題設定と分析視角
第1章 西ドイツの公企業の歴史と民営化前の現状
第2章 西ドイツにおける80年代の民営化の特徴
第3章 ドイツ統一と90年代の民営化
第4章 ドイツ連邦鉄道の成立とその制度的特徴
第5章 国民経済におけるドイツ連邦鉄道の役割の推移
第6章 80年代のドイツ連邦鉄道の経営改革と挫折
第7章 EC市場統合とドイツ統一の中のドイツ鉄道
第8章 鉄道改革の実施―不完全な民営化とその意味

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

石光 真

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畏友堀氏が校閲した。公益事業学会でこの本について表彰された桜井氏が涙ぐんでいたのを思い出す。民営化の不完全性とは、ドイツ国家のあの社会性(左翼性)の謂いだろう。2023/03/07

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