内容説明
本書は、日本の企業の実際の経営活動を観察しながらその観察の中から「日本的経営」の組織・管理システムの理論を抽出し、その体系をあたえ、さらに今後の日本の企業経営の人事戦略の展望をこころみた、著者の日本的経営論の集大成である。
目次
第1章 企業危機をむかえて
第2章 日本的経営の見方
第3章 日本的経営の組織と管理
第4章 日本的経営の開発
第5章 日本的経営の最深部―心の信頼関係(倒産の淵に立つ―トヨタ自動車;誓約集団の形成―松下電器)
第6章 日本的経営廃棄論の登場(情報システム経営の展開―セブン・イレブン・ジャパン;「全国翌日配達」―ヤマト運輸;都市銀行の第1次・第2次オンライン化―住友銀行)
第7章 日本的経営の第2世代(「商人道」からの出発―イトーヨーカ堂;「心の信頼関係」の追求―京セラ)
第8章 人事戦略の課題―クラスター専門職制度の構想
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