出版社内容情報
企業の海外展開において、国内とは異なる側面を持つ海外子会社について、マネジメント・コントロールによってどのようにマネジメントされているのか、ケースを通じて明らかにする。
【目次】
内容説明
企業活動のグローバル化が加速している。この流れを推進する本社には、海外子会社を通じて現地での人材や蓄積された情報・ノウハウといった経営資源を有効に活用するマネジメントがこれまで以上に必要になる。本書では、本社が行う海外子会社の管理実態を明らかにするとともに、それらにおける管理会計システムの役割を解明する。
目次
第1章 海外事業展開と海外子会社マネジメント―管理会計からのアプローチ
第2章 海外子会社管理のためのコントロール―文献レビュー
第3章 グローバル企業におけるテンションとコントロール・パッケージ―3社の比較ケース
第4章 海外子会社マネジメントの実態―アンケート調査の結果から
第5章 日本企業による海外子会社管理―アンケート調査に基づく分析
第6章 日本企業による海外子会社コントロールの実態―理念コントロールおよび会計コントロールと成果および行動との関係に関する検証
第7章 M&Aプロセスに関する総合的研究―管理会計研究の視点からの実態調査
著者等紹介
中川優[ナカガワマサル]
同志社大学商学部教授、博士(経営学)神戸大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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