出版社内容情報
とかく世の中は災難を未然に防ぐことよりも災難が起きてから派手に立振る舞う人を優遇しがちだ。そんな中、企業経営における監査役とはいったいなんなのだろうか?頻発する企業不祥事やガバナンス改革の流れを検証しつつ、監査役の役割についてあらためて考える。
内容説明
「監査役のヒーローはいらないんです」恩沢がなくても、曲突徙薪を続ける。これは監査役や経理部門に限らない。総務や法務を含め、あらゆる会社の現場は、そんな愚直な人たちによって支えられている。
目次
第1部 監査役のなぞ
第2部 ガバナンス最前線
第3部 問われるガバナンス
第4部 現場から考える
第5部 かがやける監査役に
第6部 対談 監査役のあるべき姿を考える
著者等紹介
岡田譲治[オカダジョウジ]
1951年10月10日生。1974年3月横浜国立大学卒業、同年4月三井物産株式会社入社。2014年4月同社代表取締役副社長執行役員CFO、2015年6月同社常勤監査役(2019年6月退任)、2017年11月公益社団法人日本監査役協会会長(2019年11月退任)。2023年6月一般社団法人日本公認不正検査士協会理事長。太陽有限責任監査法人経営評議会委員(2019年10月~)、日本航空株式会社社外監査役(2020年6月~)、金融庁スチュワードシップ・コード及びコーコーポレートガバナンス・コードのフォローアッブ会議メンバー(2020年・10月~)、日本取引所自主規制法人外部理事(2020年10月~)、日本電気株式会社社外取締役(2023年6月~)。これまでに、IFRS財団評議員、金融庁企業会計審議会委員などを歴任
加藤裕則[カトウヒロノリ]
朝日新聞社記者。1965年10月5日生。1989年3月に岩手大学を卒業、同年4月株式会社朝日新聞社に入社。地方支局のほか、東京、名古屋、大阪、福岡の経済部で経団連やトヨタ自動車などを担当する。2014年9月から3年半、宮城県の石巻支局員で東日本大震災の復興の取材にあたったこともある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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