内容説明
取締役会、監査役会の性質は、内部統制の問題開示にどう影響するのか?企業のガバナンスの機能を阻害する危険性がある要因や有効性を高める要因が内部統制の問題開示にどのような影響を与えているかを検証し、財務報告の品質や証券市場に与える影響に関する検証の基礎を提供する!
目次
第1章 本研究の目的と背景
第2章 内部統制の概念整理
第3章 内部統制報告制度の概観
第4章 内部統制の問題とその開示
第5章 内部統制の問題開示と経営者の性質
第6章 内部統制の問題開示と取締役会の性質
第7章 内部統制の問題開示と社外取締役の性質
第8章 内部統制の問題開示と監査役の性質
第9章 内部統制の問題開示と内部監査の性質
第10章 内部統制の問題開示と所有構造の関係
第11章 本研究のまとめと今後の課題
著者等紹介
藤原英賢[フジワラヒデタカ]
追手門学院大学経営学部准教授。博士(経営学)(東北大学)。2008年3月東北大学大学院経済学研究科博士課程後期修了。2009年4月より愛知淑徳大学大学院ビジネス研究科助教。2011年4月より追手門学院大学経営学部専任講師、2014年4月より現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。