出版社内容情報
単式簿記から複式簿記、取得原価から時価など、これまで当たり前のように語られていた会計学の通説の誤りを、歴史を辿りながら検証する。研究者だけでなく、会計プロフェッションにもお薦めします。
内容説明
会計の世界における「コペルニクス的転回」とは?歴史を紐解くと新たな地平が見えてくる!
目次
第1章 損益計算制度の展開―「口別損益計算から期間損益計算へ」の誤り
第2章 収益・費用の認識基準―「現金主義から発生主義へ」の誤り
第3章 資産・負債の測定基準―「取得原価から時価へ」の誤り
第4章 決算締切法の展開―「大陸式決算法から英米式決算法へ」の誤り
第5章 複式簿記の展開―「単式簿記から複式簿記へ」の誤り
第6章 会計の第1義的な役割―受託責任かそれとも情報提供か
終章 現代会計が抱える問題
著者等紹介
渡邉泉[ワタナベイズミ]
1943年神戸市に生まれる。1968年関西学院大学商学部卒業。1973年同大学大学院商学研究科博士課程単位取得。1974年大阪経済大学経営学部専任講師、助教授を経て1984年教授。1986年イギリスに1年間留学。1994年、2006年に英、伊に計7か月留学。1994年日本会計史学会賞受賞。1996年関西学院大学博士(商学)。1997年日本会計史学会会長(現在、同学会理事)。2001年大阪経済大学学長。2012年日本会計研究学会監事。2013年大阪経済大学名誉教授(現在、関西学院大学大学院非常勤講師)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanaoka 56
午後
Strega Rossa