帳簿が語る歴史の真実―通説という名の誤り

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帳簿が語る歴史の真実―通説という名の誤り

  • 渡邉 泉【著】
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 同文舘出版(2016/02発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784495203818
  • NDC分類 336.9
  • Cコード C2034

出版社内容情報

単式簿記から複式簿記、取得原価から時価など、これまで当たり前のように語られていた会計学の通説の誤りを、歴史を辿りながら検証する。研究者だけでなく、会計プロフェッションにもお薦めします。

内容説明

会計の世界における「コペルニクス的転回」とは?歴史を紐解くと新たな地平が見えてくる!

目次

第1章 損益計算制度の展開―「口別損益計算から期間損益計算へ」の誤り
第2章 収益・費用の認識基準―「現金主義から発生主義へ」の誤り
第3章 資産・負債の測定基準―「取得原価から時価へ」の誤り
第4章 決算締切法の展開―「大陸式決算法から英米式決算法へ」の誤り
第5章 複式簿記の展開―「単式簿記から複式簿記へ」の誤り
第6章 会計の第1義的な役割―受託責任かそれとも情報提供か
終章 現代会計が抱える問題

著者等紹介

渡邉泉[ワタナベイズミ]
1943年神戸市に生まれる。1968年関西学院大学商学部卒業。1973年同大学大学院商学研究科博士課程単位取得。1974年大阪経済大学経営学部専任講師、助教授を経て1984年教授。1986年イギリスに1年間留学。1994年、2006年に英、伊に計7か月留学。1994年日本会計史学会賞受賞。1996年関西学院大学博士(商学)。1997年日本会計史学会会長(現在、同学会理事)。2001年大阪経済大学学長。2012年日本会計研究学会監事。2013年大阪経済大学名誉教授(現在、関西学院大学大学院非常勤講師)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kanaoka 56

6
会計に関わりの無い人にとっては面白くもなんともないだろうが、会計に深く関わりのある人にとっては、なんとも味わい深い内容と指摘。会計の本質は取引に基づく価格計算であり損益計算にある。今日、意思決定有用性アプローチの採用により、ファイナンス理論に基づく価値計算に変容させられ、その本質が歪められている。粉飾決算が横行する原因もそこにある。 現代の目まぐるしく変動する経済活動、駆け巡る資本、グローバルな動きを踏まえた数々の制度変更等々から、距離をおいて、静かに複式簿記と会計の本質を見つめるのに良い書。2016/03/23

午後

2
債権債務の忘備録、あるいはトラブルの際の文書証拠としての役割を持って13世紀にイタリアで誕生した複式簿記は、信用取引と組合企業、記録手段としての算術の出現によって、損益計算の手段として14世紀に完成するに至る。原資料や当時の簿記理論書の記述に則って、損益計算制度の展開や、会計的認識の基準、資産・負債の測定基準、「大陸式決算法」と「英米式決算法」、複式簿記と単式簿記の違いなど、従来の通説の誤りを丁寧に指摘していく内容となっている。会計学の知識がゼロだったので、初めて知った通説が次々に覆され、頭が忙しかった。2023/01/25

Strega Rossa

1
同著者の「会計の歴史探訪」と内容がかなり重複しているが、その分だけ論点が明確になっている。2018/04/22

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