内容説明
コードを新たな規制と捉えず、成長のためのガバナンスの教科書として捉え、自社の経営を積極的に見直し、成長への取組みを強化するための具体的な実務を解説する!元機関投資家と元上場会社の株式担当が解説!実務家による実務家のための本!
目次
第1部 コーポレートガバナンス・コードでは何が求められるのか(なぜ今、コーポレートガバナンス・コードなのか;株主は何を求めているか)
第2部 コーポレートガバナンス・コードにどう取り組むか―原則への具体的な実務対応例(株主の権利・平等性の確保;株主以外のステークホルダーとの適切な協働;適切な情報開示と透明性の確保;取締役会等の責務;株主との対話)
第3部 どのように開示し、コミュニケーションするか(開示とコミュニケーションに臨む姿勢;株主は何を知りたいのか;具体的な開示方法と機関投資家とのコミュニケーション;各コミュニケーションツールの開示・説明の仕方)
著者等紹介
河北博光[カワキタヒロミツ]
証券アナリスト(日本証券アナリスト協会検定会員、国際公認投資アナリスト)1993年日本生命保険相互会社入社後、同社資産運用部門、ニッセイ投資顧問株式会社(現ニッセイアセットマネジメント株式会社)にて主にファンドマネジャーおよびアナリスト業務に従事した。この間、パトナムインベスツ(米国)への派遣で海外機関投資家におけるアナリスト経験も持つ。同社退社後は機関投資家によるスチュワードシップ活動やコーポレートガバナンスについての研究を行っている
山崎直実[ヤマザキナオミ]
一般社団法人株主と会社と社会の和代表理事。1985年株式会社資生堂入社後、商品開発・マーケティング、経営企画などを担当、2003年からコーポレートガバナンス、IR/SR、情報開示、株主総会・株主対応業務に従事。国内外機関投資家や議決権行使助言会社、SRI調査機関、アセットオーナー、個人株主との対話を重ね、「社外役員の独立性の詳細開示」「役員報酬個人別開示」、「招集通知の発送前WEB掲載」など、情報開示とコミュニケーションの先駆的取り組みを推進。2014年3月資生堂を退職し独立。6月に一般社団法人株主と会社と社会の和を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Ohe Hiroyuki