内容説明
喫緊の課題である、非業務執行役員として経営のモニタリングを担う新しいタイプの社外取締役(特に独立社外取締役)の責務と具体的な実務とともに、従来型の監査役を脱しコーポレートガバナンスの実効性に真に寄与するための監査役の実務のあり方について検討し、解説する!
目次
第1編 概論(コーポレートガバナンスの新しい潮流;3つの会社機関とその機能;独立社外取締役の役割と責任;監査役の役割と責任および監査役監査の概要)
第2編 各論(実践編)(監査等委員会設置会社の評価と運用上の注意点;企業価値創造に資する経営モニタリングと独立社外取締役・監査役の役割;経営の重要場面での独立社外取締役・監査役のモニタリングと基本知識)
著者等紹介
箱田順哉[ハコダジュンヤ]
公認会計士、慶應義塾大学大学院特別招聘教授、日本内部統制研究学会理事、一般社団法人実践コーポレートガバナンス研究会理事。1974年東京外国語大学英米語学科卒業。プライスウォーターハウスクーパースパートナー・内部監査サービス日本地域責任者、あらた監査法人代表社員等を歴任。現在は社外取締役、社外監査役、企業顧問等に従事
安田正敏[ヤスダマサトシ]
一般社団法人実践コーポレートガバナンス研究会専務理事。1971年東京大学経済学部卒、1978年ローザンヌ大学経営大学院IMEDE卒(MBA)。(株)日立製作所入社後、(株)日立総合計画研究所に出向。1983年、シティバンク東京支店に移り、フィナンシャル・エンジニアリング部門ヘッド、シティコープ・スクリムジャー・ヴィッカース証券東京支店長などを歴任。その後、米国証券会社キャンターフィッツジェラルドの日本代表(1982‐2001年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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