内容説明
BSCをうまく活用し、インタンジブルズを戦略的にマネジメントする。企業価値はどのように創造すべきか?「BSC(戦略マップ&スコアカード)とは何か?」「なぜBSCを導入する必要があるのか?」「どのようにBSCを導入すべきなのか?」を明示するとともに、事例に基づき、戦略と業務の統合型マネジメント・システムの実現可能性を検証。統合報告がマネジメントに影響を及ぼしているという管理会計上の研究課題を検討し、かつ統合報告における価値創造プロセスの可視化へのBSCの活用についても提案。
目次
序章 研究フレームワーク
第1章 企業価値創造に役立つバランスト・スコアカード
第2章 インタンジブルズの測定と管理
第3章 企業価値創造の統合型マネジメント・システム―キリンホールディングスの事例研究
第4章 企業戦略のマネジメント―リコー、シャープ、三菱東京UFJの事例研究
第5章 事例で見るインタンジブルズのマネジメント―日米企業の事例研究
第6章 BSCによる事業戦略の可視化とカスケード―海老名総合病院の事例研究
第7章 BSCによる戦略実行と業績評価のマネジメント―Chadwick社の事例研究
第8章 統合報告における価値創造の可視化
終章 インタンジブルズのマネジメント研究のあり方
著者等紹介
伊藤和憲[イトウカズノリ]
専修大学商学部教授、博士(経営学)。玉川大学工学部講師、助教授、教授を経て、現職。日本公認会計士協会学術賞(2015)、日本管理会計学会文献賞(2015)、日本原価計算学会著作賞(2015)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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