内容説明
人はなぜ不正行為をしてしまうのか…これからの企業経営に欠かせない「人的リスク管理にフォーカスしたコンプライアンス体制強化」のために何をすべきか?理論に基づき、実際にあった事件を分析することで、内部統制上の問題を含め、その発生要因や対応策について詳述する。
目次
第1部 基礎理論編(企業責任とコンプライアンス;不正のトライアングル;内部統制システム;内部統制システムによる不正リスク抑止)
第2部 実践編(反社会的勢力との取引―スルガコーポレーション事件より;従業員による横領―青森県住宅供給公社事件より;会計不正―ライブドア粉飾決算事件より;個人情報漏えい―「Yahoo!BB」顧客情報漏えい事件より;インサイダー取引―日経新聞社インサイダー取引事件より ほか)
著者等紹介
八田進二[ハッタシンジ]
青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科長、教授、公認不正検査士、日本公認不正検査士協会評議員会副会長、金融庁企業会計審議会委員(内部統制部会部会長)、会計大学院協会理事長、一般財団法人会計教育研修機構理事等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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